- 2013.09.05
- ダイアリー
世界的建築家 丹下健三
昨日の愛媛新聞に建築家 丹下健三の記事が。
「戦災復興から高度経済成長期と、戦後日本を象徴する作品や国家プロジェクトを多く手がけた建築家 丹下健三・・・」 生誕100周年の今年、各地で回顧展やシンポジウムが開かれているみたいです。
丹下健三は少年期を今治で過ごしており、市内には7つの建築物が残されています。特に市役所敷地内の建築群は迫力満点。
1958年 今治市公会堂
右が1958年 市役所本館、正面が第1・第 2別館
1965年 今治市民会館
鉄筋コンクリート造の重量感あふれる外観。本物は50年経っても色あせない。
私たちは小さいころからこの建物を使用しているのでこれが普通だと思っていましたが、普通じゃないです!最近建築に関わる機会が増えて特にそう感じてきました。
少し前に耐震性と駐車場確保の為、「取り壊し」か「改修」で議論されてましたが、今治市が誇る文化遺産は大切に保存してもらいたいです。
魅力的な建築群。
湯川住み方研究所は新築プロジェクト第二弾を企画中ですが、地域・まちに溶け込み、地域の方々に親しまれる建築物になるよう考えることも大切だと思いました。
建築家丹下健三が私たちに何を残したか改めて考え感じようと思った、初秋のイチニチでした。